合気道は柔道などのようにメジャーでないので、子供に習わせるのがいいのかわからないかもしれません。
また、実際にどんなことをするのかもよくわからない場合もあります。
他の武道にはない良さを知ることから始めましょう。
受け身などが身につき怪我をしにくくなる
子供は大人に比べると免疫力などがあまりないので病気などになりやすく、またしっかりした骨格などができていないので骨折などの怪我をしやすい時があります。
ですが病気は重症化しにくく、怪我も比較的治りやすいともいわれています。
しかし怪我をしてしまうとその間運動などができなくなるので、他の子よりも成長が遅れてしまうときがあるでしょう。
なので、あまり怪我をさせないよう注意が必要になります。
遊ぶのが好きな子に怪我をさせないようにするのは難しいかもしれませんが、怪我を未然に防げる技術を学ばせると多少は怪我が減るかもしれません。
そこで習い事として合気道をさせてみると良いでしょう。
日本の伝統的な武道の一つですが、柔道や剣道に比べるとあまり知られていないかもしれません。
いざ習わせたいと考えても柔道などのように道場が見つからないときもあります。
近くで教室などが行われていたらラッキーかもしれません。
合気道は柔道や剣道のような試合はあまりありません。
もちろん相手がいてそれに対する対処などを行いますが、重要になるのが受け身になります。
いかに相手の技に対して受け身ができるかを学んでいきます。
相手の技をそのまま受けてしまうと衝撃が強いために怪我につながりやすくなりますが、受け身がきちんと取れていると衝撃を減らせます。
受け身を取れる練習をしておけば、その他の活動でもあまり怪我をしなくなるかもしれません。
正しい呼吸法を身につけることができる
多くの人は意識して呼吸をしていないでしょう。
生まれたての赤ちゃんでさえ泣いてすぐに呼吸を行います。
呼吸自体は特に学ばなくても自然に行えるので、特に学ぶ必要はなさそうです。
しかし呼吸の仕方があり、仕方がわかると呼吸を整えて落ち着くことができるようになります。
合気道で重要になってくるのが呼吸方法とされています。
競技をするときには単に息をするのではなく呼吸を整えることから始めないといけません。
自分で呼吸をコントロールする技術が必要です。
良く息を合わせると言われますが、この競技では相手と息を合わせて行う必要があります。
相手に技をかけるときも相手から技をかけられるときも息を合わせなければいけません。
呼吸のコントロールができなければ息を合わせられないので、技をうまくかけられませんし、相手からの技に対しても受け身が取れなくなるでしょう。
競技の中で正しい呼吸方法や呼吸をコントロールする技術が身につき、日常生活でも冷静に対応できるようになります。
正しい姿勢で生活が送れるようになる
習い事として合気道を始めると正しい姿勢を身に付けることができます。
競技として行うときはもちろん、それ以外に先生の話を聞くときにも正しい姿勢を維持しなければいけません。
猫背の状態で座っていたりすれば注意をされるので、すぐに正そうとすることができるでしょう。
背筋をまっすぐや肩のラインを横にまっすぐになるようにするのは簡単なようで結構難しいです。
それを自分一人で行うのは大変かもしれませんが、教室に通えば姿勢について注意をしてもらえます。
少し気を抜いたら曲がった状態になるので、少しも気を抜けない状態になるでしょう。
でも教室で姿勢を正すことを続けていくと正しい状態が当たり前になり、普通に座ったり立ったりしていても自然に姿勢をよくすることができます。
技をかけたりかけられたりしますが、かけられたときの受け身が大事になる競技になります。
うまく受け身が取れるようになれば怪我をしにくくなるでしょう。
正しい呼吸法や姿勢を維持することができるようになり、日常生活にもいい効果があるかもしれません。