子供に習い事をやらせる親御さんが増えてきています。
子供の将来のことを考えて小さいうちから学習させるのはとても良いことですが、いくつか注意点があります。
どんなことに気をつけるべきかきちんと考えた上で習わせましょう。
イヤイヤ通わせることは避けよう
最近は少子化が進んでいることもあり、一人の子供の教育にお金も手間もかけられる家庭が増えてきています。
また、子供の将来のことを考えて、できるだけ小さいうちから色々な習い事をさせるという親御さんも増えてきています。
いずれにしても小さいうちから学んできたことが将来的に活かせられることから、色々と小さいうちから学んでおくことはとても良いことです。
ただし無理に習わせるのは避けましょう。
どんなことにしても子供がイヤイヤ通うようでは勉強そのものが嫌いになってしまうかもしれません。
一度でも通うのが億劫になってしまうとどんどんそれがストレスになってしまうので意味が無くなってしまいます。
それに月謝もかかることなので、家計にも響いてしまうことでしょう。
お金をかけるからこそ、子供が楽しく通えるようなものを選ぶことが大事です。
このような注意点を踏まえた上でどんなものに通わせればいいのか、じっくりと検討することをおすすめします。
子供の適性をきちんと考えてみよう
習い事選びは大事です。
例えば、ある親御さんは将来のことを考えて子供にインターナショナルな大人になってほしいと願っており、そこで英会話を習わせるということもあるでしょう。
しかし、どんなものを学習するにしても、人によってはそれが合わないこともあります。
合わないことを無理に行っていても全く上達しません。
親御さんは一番子供に近いところにいる人だからこそ、子供の適性を見抜くことができると思うので、まずは適性をきちんと考えてみましょう。
例えば、普段の子供の様子をチェックしてみましょう。
お絵かきが好きな子供なら絵画教室に通わせてみれば、元々好きなのことなのでで楽しく通うことができ、絵がさらに上達するかもしれません。
一方、普段の子供の様子を見ていてもどんなことに興味を持っているのか分からないことがあります。
いつも家にいて同年代の子供たちとは遊ばないことが気になるのなら、協調性を身につけるために集団レッスンのあるものを選んでみるのもいいかもしれません。
英会話にしても最近は少人数制レッスンなどがあるので、最初から団体行動は難しいのなら少人数制レッスンからならしてみるのもよいでしょう。
こうすることで、徐々に引っ込み思案がなくなっていき積極性や自立心を芽生えさせることができます。
このような目的で何かやらせてみるというのもいいかもしれません。
一つ注意点として挙げられるのは、通い始めてからの子供の様子を確認することです。
元気がなくなったり、表情がとぼしくなったりするようなら無理に通っているのかもしれないのでその点はしっかり確認してみましょう。
習い事は義務教育の学校とは違うので合わないようならやめることもできますので、子供が楽しく習い事ができているかどうかという観点から見てあげるようにしましょう。
子供の意見も尊重することが大事です
習い事をするにあたっての注意点として、子供の意見も尊重することをおすすめします。
幼稚園入園前の子供の場合、自身の気持ちを言葉で表現するのは難しいかもしれませんが、小学生くらいになるとある程度は表現できるようになります。
なぜ通うのがイヤなのか、通いたくなくなったのか理由を聞いてみましょう。
その理由に納得できるものがあれば、無理に通わせることはありません。
一方、これをやってみたいと自発的に言う子供の場合、この意見は尊重してあげましょう。
例えば、ピアノを習いたいという理由がお友達が通っているからというものであったとしても、やる気を出すことはとても大切です。
そして実際に通ってみて想像とは違ったということも出てきます。
お友達がやめてしまった場合、やる気もなくなってしまうことでしょうから、通う前にその点もきちんと子供に「お友達がやめてしまっても通えるのかどうか」という意志を聞いてみましょう。
もしここでお友達がやめたらやめるというような生半可な気持ちでは良くありません。
ある程度は妥協しつつ時には厳しい目で子供と話し合って決めることをおすすめします。
最近はどこでも正式に申し込む前に無料体験レッスンを受けられるようになっているので、このような体験レッスンを受けてみるというのもいいかもしれません。
実際に体験してみて通いたいという気持ちが強まったら、そのまま申し込めばいいし、体験レッスンは親御さんも一緒に体験できることが多いので、親御さんの目線でも通うのに良いところかどうか判断ができてとても便利です。