子供に習い事をさせたいとき、空手をさせようと考えるかもしれません。
体が強くなるイメージであったり瓦割りなどをするイメージがありますが、実際にどんな効果があるのかはわかりにくいです。
事前に確認しておくと良いでしょう。
精神面での強さを持てるようになる
子供が小さいころはあまり歩けないのでベビーカーなどに載せて行動をします。
ですが、歩けるようになってきたタイミングでベビーカー離れや抱っこ離れをしないといつまでも歩こうとしなくなる可能性があります。
また、歩く以外にも自分自身でつまらないと感じたことなどをすぐに投げ出してしまうなどが起きやすくなるかもしれません。
そこで習い事として空手をさせることを考えてみると良いでしょう。
道場によって内容が異なるため最初に十分調べて検討する必要がありますが、一般的には相手と試合をする競技として知られています。
試合に勝つための鍛錬をしていきますが、その過程で精神面を鍛えるためのトレーニングも行います。
よく冬などに冷たい海の中に入っていく荒行を行うのがニュースなどになったりします。
これはかなりつらいですが、行うことでいろいろなことができるようになります。
ちょっとした油断をするとけがをし易くなる競技なので、いくらトレーニングをしていても安易な気持ちで取り組むのは問題です。
そうならないよう厳しい指導を受け、それに耐えられるようになると精神面の強さが出てくるでしょう。
他のスポーツをしたり勉強をするときにも強い精神面が役に立ち、ちょっとしたことでは投げ出さなくなります。
将来のために非常に役立つと言えるかもしれません。
努力をすればできることを学べる
習い事として空手を行うとき、鍛錬の一つで瓦割りがあります。
最初はもちろん1枚からです。
危なくないようにタオルなどを上に置いて勢いをつけて割ろうとします。
ほとんどの人は割ることができず、手に激痛が走ります。
瓦は非常に固いですが、ある部分に力を入れると比較的簡単に割れます。
しかしその部分がわからないといくら力を入れても割れない部分ばかりをたたくので痛さだけが残るようになります。
最初は1枚も割れない瓦ですが、そのうち集中して割るポイントを狙えば割れることがわかってくるでしょう。
すると1枚どころか十枚やそれ以上もどんどん割れるようになります。
これは努力のたまもので、日頃から地道に鍛錬をしているからできることと言えます。
瓦割りだけでなくその他の鍛錬もあるでしょうが、日々努力を続けることでいろいろなことができることがわかり、その他の分野でも挑戦していこうとする気持ちを持てるようになるでしょう。
あり余った力を発散することができる
子供の中には少しわんぱく、やんちゃが過ぎる子もいるようです。
家にあるものを投げて壊したり、友達と遊んでいるときに相手をたたいて泣かしてしまうときもあります。
その場で叱ると一応は聞きますが、普段から力があり余っているのかなかなかやめようとしません。
それどころかどんどんエスカレートするときもあります。
家の物はどんどん壊されてしまいますし、子供の友達の親から苦情が来たりと困る場面も多くなるかもしれません。
子供がわんぱくでやんちゃな理由の一つに、あり余った力を発散するところがないことが挙げられるでしょう。
そこで習い事として空手をさせることを考えてみましょう。
必ずしも力を入れるだけの競技ではありませんが、試合などではハードなコンタクトをするときもあります。
競技におけるコンタクトはルールに基づいて行う必要があり、ルールに基づいていればどんどん自分の力を使って相手に向かっていくことができます。
まず教室の方で十分力を使い果たすので、家の物を壊したり友達をたたくなどをするのが減るようになります。
さらに自分だけが相手に力を入れるのではなく、相手からやられてしまうときもあります。
叩いたりすれば痛みが出るのを競技を通じてわかるようになります。
自分の力の発散の方向が間違っていることに気づいてくれるでしょう。
それぞれの子にはいろいろな才能などがあるでしょうが、その才能をいい方向に使えるようになってくれるでしょう。
空手をするようになると肉体面だけでなく精神面が鍛えられる効果があります。
また日頃の努力によって目標などが達成できることがわかるでしょう。
力があり余っている子似たいしては、その力を良い方面に向けさせることができます。