子供が何か習い事を始める時、子供からしたいと言ってくるよりも親が習わせようとする場合が多いかもしれません。
すると子供のやる気がなくなる可能性があります。
そうなると、子供のやる気を引き出すサポートが必要になるでしょう。
小さなことでも褒めて決して叱らない
さて、子供の習い事に対するモチベーションを上げる方法ですが、まずは小さいことでもどんどん褒めるようにしましょう。
特に小学校就学前や小学校の低学年の時、習い初めの時はたくさん褒めましょう。
大人からするとそれぐらいできて当たり前に感じることもあるでしょうが、子供にとっては物凄くうれしい時があります。
それを褒められるともっと頑張ろうとの気になるでしょう。
問題は何かの失敗をした時です。
その時は失敗したことに対して、叱らないようにしましょう。
なぜなら、スポーツなどであれば教室の中で何かを言われている可能性があります。
スポーツでなくても、注意をうけたりアドバイスをもらったりしてるでしょう。
そして、子供達もそれで十分わかっているはずです。
その上で親にまで言われると自信がなくなってしまいます。
変に慰める必要はありませんが、叱るよりも前向きになれるような言葉をかけるようにします。
子供のためになるご褒美を考える
子供の習い事に対するモチベーションを上げる方法として、やはりご褒美は効果があると言えます。
ただ注意したいのは何でも子供の好きなものを買い与えるのが良いわけではありません。
お菓子やおもちゃなどは一時的に与えるのは良いですが、頻繁に与えるとそれが目的になってしまいます。
頑張ってくれるのはいいですが、ご褒美のための行動になってしまうのはよくありません。
なので日々の生活において、必要な物をご褒美にしてみるのはどうでしょう。
少し食事が豪華になったり、習い事に使う物を新調してあげるなどです。
スポーツであれば道具を買ってあげるなどすれば、取り組む気持ちを持ち続けてくれます。
そのご褒美を与えることで子供にとってプラスになるかどうかを考えるようにすると、ご褒美はあくまでもやった事に対してもらえるだけと考えてくれます。
そうしてまた、習い事を頑張ろうと考えてくれます。
一緒に目標達成を目指すようコミュニケーション
子供はまだ経験が少ないですから、正しい判断がどれかわからないときがあります。
そして、その時々において成功や失敗を繰り返しながら経験を積んでいきます。
子供に習い事をさせた時、最初は子供も興味本位で参加してくれますが、やっているうちに悩むこともあるはずです。
教えられたことがうまくできなかったり、教室の雰囲気に上手く溶け込めない場合もあるでしょう。
その時、子供一人で考えてしまうと、習い事に行くのが嫌になってしまう可能性があります。
モチベーションを上げる方法としては、親も一緒に目標を目指せるようコミュニケーションをとることが挙げられます。
スポーツ教室などでは親が世話役をするときがあります。
忙しい人などはなかなか参加できないときもありますが、積極的に参加すると子供も頑張ってくれることがあります。
また日ごろの会話の中で今何を習っているかなどの会話をするようにします。
その時に何か目標を言うことがあれば、その目標が達成できるようなサポートを考えてあげます。
スポーツ系なら一緒に練習に付き合ってあげるなどすればいいですし、勉強系なら一緒に考えたりヒントを与えるなどしていきます。
一緒に頑張ってくれる人がいると、子供も頑張れるようになるでしょう。
誰だって褒められればうれしいですし、叱られれば落ち込みます。
できるだけ褒めて、いい気分で取り組ませるようにしましょう。
ご褒美はやる気につながりますが、意味のあるご褒美にしないといけません。
親が一緒に頑張る姿勢を見せると子供のやる気も出でくるでしょう。