「近所の子が習い事を始めたから、我が家の子供も習わせよう」という考え方で安易に子供に習い事を習わせるのは少し問題があるようです。
お金もかかりますし親もいろいろ手伝わなくてはいけません。
何より子供のためになっているかどうかしっかり考える必要があるでしょう。
いつから習わせるのがいいのかを考える
子供は義務教育を受けられますが、これは子供が受ける義務を意味しているわけではなく、親が子供に教育を受けさせる義務になっています。
子供が生まれたときこれから子育てをしていきますが、まずは小学校入学まで子供を「どう育て、教育していくか」を考える必要があるでしょう。
各家庭で子供に何ができるかの事情は異なります。
夫婦のどちらかが常に育児に従事できるときもあれば共働きのときもあるので、いろいろなケースごとに考えていく必要がありそうです。
初めての子供が生まれてしばらくはわからないことだらけかもしれませんが、ある程度落ち着いてきたら子供の将来のことを少しずつ考えるようにしましょう。
そのときに子供の習い事についての話が出てくるかもしれません。
親の義務としては必ず必要ではなく、小学生に行く準備さえ整えればいいのかもしれませんが、私立の小学校などに行かせたいとなると何の準備もしなくていいわけではないでしょう。
そこで、子供に習い事を行わせるための流れの一段階目として、いつから習わせるのかについて考えるようにしましょう。
例えば、私立の小学校への進学や幼児に関する教室であれば今すぐにでも始めないといけませんし、公立の小学校に通わせるつもりでそれまではのびのび育てようとするなら、子供の成長の過程で子供の興味ある部分を見つけるのが良いでしょう。
運動が好きそうならスポーツを候補に入れたり、英語などの語学に興味がありそうなら英会話教室などを考えたりしておき、後はそれをいつから行うのかを決めておきましょう。
何を習わせたらいいのかを決定する
子供は小学校に行く年齢になるとある程度子供も日常生活ができるようになり、学校において集団の生活を覚え、いろいろな科目を通じて知識などを身につけていきます。
そんな中で子供に家庭での教育、小学校での教育だけ受けさせればいいかの疑問が出てくるかもしれませんが、子供自身が何かをしたいと言ってくれば検討してもいいでしょうし、子供が何も行って来なくても親が子供の将来を考えて決める必要もありそうです。
子供が習い事を始める前に考えることとして、何を習わせたらいいのか決定することは非常に重要だといえます。
スポーツもあれば学習などもありますし、1つだけのときもあれば複数習わせた方がいいかなど迷うかもしれません。
しかし、大事なのはその習い事が子供のためになっているかどうかということでしょう。
ただ人気があるからだけで決めるのではなく、子供がやりたいと言ってくるにしても親が決めるにしても子供の将来を見据えて考えるようにしましょう。
1年後や数年後、さらに小学校を卒業するときや大人になったときに、それが子供にいい影響を与えるものを選ぶ必要があります。
もし子供が一定の判断ができる年齢であれば、子供としっかり相談しながら決めるようにしましょう。
いろいろな教室の中から子供に合うところを探す
子供が学べる教室やクラブは全国に非常にたくさんあります。
スポーツであれば野球やサッカーの他武道や水泳などが良く知られており、学習をメインにしたものもあれば芸術的な技術を磨くものもあり親が教えられないものもたくさんあります。
しかしいくら良い習い事であってもあまりたくさんさせるわけには行きません。
一つに集中させるときもあれば、必要に応じて必要なものを複数学ばせるときもあるので、親がサポートをする前提で決めてください。
さて、何を習わせるかを決めてから習い事を始めるために、どこの教室が子供に合うかを探していきましょう。
野球教室だけ見ても全国にはたくさんあり、地域にもいくつかあるはずです。
それぞれの教室で特徴があり、「近所だから」・「月謝が安いから」という理由だけで選ぶと、子供がなじめなくてすぐにやめた楽しめない可能性も出てきます。
いくつかをピックアップして情報を集めてから比較して、良さそうなところはどこかを考えます。
また、すべての教室で行っているかどうかわかりませんが、体験入会などがあるなら参加すると良いでしょう。
できれば親子で参加し、子供の感想と親の感想をそれぞれ突き合わしてそれぞれの教室を評価し、子供は純粋に中身に興味を持つでしょうが、親は指導者や指導環境などが問題ないかなどをチェックします。
体験入会などでいいところがあれば費用の面や親のサポートの面などを考慮しながらもう込をするとよいでしょう。